チョコレートで虫歯になるのか？

今日3/14はホワイトデーですね♪
ホワイトデーといえばチョコレートやお菓子でお返しされると思いますが、
子どもだけでなく大人の方もチョコレートが好きな人が多いでしょう。

しかし、昔から甘いチョコレートは虫歯の原因の最たるもので、歯の大敵というイメージがあります。

【チョコレートと虫歯の関係性】
チョコレートは、甘い食べ物の中でも虫歯のリスクが高い食べ物です。なぜなら、チョコレートに『砂糖』が多く含まれていることと、強い粘性が性質上にあることが関係しています。口の中の汚れは、唾液によって洗い流されるのですが、歯にくっつきやすいチョコレートは歯の表面に残りやすく、唾液で洗い流すことが難しいため、虫歯菌（ミュータンス菌）が増える原因となります。
歯に付着した歯垢などで繁殖したミュータンス菌が糖分を栄養にして酸を出します。この酸が歯の表面の硬いエナメル質をとかすことで虫歯になります。

【虫歯にならないための予防法】
・丁寧な歯磨きを心がける
・長時間お口の中に食べ物が残っている時間を抑える
・定期検診

1つ目の予防法は、虫歯のリスクを上げずに美味しくお食事する為に、まずはお口の中に糖分を残さないよう食べたらしっかり歯磨きをおこないましょう(^-^)
特に、就寝前の歯磨きが重要です。就寝中は唾液の量が減ってしまうため、歯垢や食べカスをキレイに磨くことにより虫歯菌の増殖を抑えます。

2つ目は、お口の中に食べ物がある時間が長いほど虫歯菌が糖分を餌にして酸が出やすくなり、虫歯リスクが高まります。
長時間お口の中に食べ物を入れないことを意識しましょう。
近年では、甘味料としてチョコレートに砂糖ではなく、キシリトールが使われているものが売っているので、虫歯菌の活動を抑えるキシリトール入りのものを選ぶのも良いでしょう♪

３つ目は、お口のトラブルを見逃さないために、ぜひ定期検診をご活用ください☆
歯科医院で定期的にクリーニングをおこなうと予防効果だけでなく、小さな虫歯や歯周病の兆候に気付き、早期治療ができます。また、自分では取りきれなかった歯垢や汚れの除去や患者様に合ったブラッシング指導もおこないます。
３カ月に１回の定期検診をおすすめします(*^_^*)

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