セラミック治療のラミネートベニアとは?メリット・デメリットや費用を解説!
こんにちは。千葉県我孫子市の歯医者「ブライト歯科クリニック」です。
「セラミック治療のラミネートベニアはどんなもの?」「セラミック治療のラミネートベニアのメリット・デメリットは?」と、疑問を持っている患者さまもいるでしょう。
今回は、セラミック治療のラミネートベニアについて詳しく解説します。ラミネートベニアの費用や治療の流れも伝えますので、ぜひ最後までご覧ください。
セラミック治療のラミネートベニアとは?
セラミック治療のラミネートベニアとは、歯の表面のみを薄く削って薄いセラミックのシェルを直接貼り付ける施術です。主に、審美性の向上を目的におこなう治療方法となります。
歯並びや歯の形を整えたり、歯を白くしたりすることが可能です。審美目的のため自費診療となり、歯科医院によって費用が異なります。
セラミック治療のラミネートベニアのメリット
セラミック治療のラミネートベニアには、さまざまなメリットがあります。
歯を削る量が少ない
セラミック製の被せ物で歯の色や形を改善する場合、歯を多く削る必要があります。健康な歯を大きく削ることに抵抗がある患者さまも少なくないでしょう。
セラミック治療のラミネートベニアは、歯の表面だけを削って治療していきます。そのため、歯を削る量が少ないのがメリットです。
治療期間が短い
ラミネートベニアのメリットには、治療期間が短いことも挙げられます。
例えば、一般的な矯正治療で歯並びを治す場合は、短くても数ヵ月、長ければ3年程度かかります。ラミネートベニアの場合は、2〜3回の通院で治療できることが多いでしょう。相談や検査を含めると合計4〜5回程度の通院が必要になることもあります。
軽度のすきっ歯などの治療の場合、マウスピース矯正やワイヤー矯正といった歯列矯正よりも、短い期間で改善できるのです。
ホワイトニングできない歯も白くできる
ホワイトニングできないとされている、テトラサイクリンによって変色した歯がある場合も、ラミネートベニアなら白くできます。また、ホワイトニングで理想の歯の白さにできなかった場合も、納得のいく白さを手に入れられるでしょう。
セラミック治療のラミネートベニアは、どんな色で仕上げたいか歯科医院にある色見本の中から選択できます。
変色しにくい
ラミネートベニアのシェルは、変色しにくいセラミックでできています。そのため、ホワイトニングをする代わりにラミネートベニアをした場合、キレイな白さを長期間保つことができるでしょう。
さまざまな悩みを同時に解決できる
ラミネートベニアは、歯並びや歯の大きさ・色・形など、様々な悩みを一度に解決できます。それぞれの悩みを一つずつ解決すると多くの治療を受ける必要があり、費用や時間もかかるでしょう。
歯の見た目をさまざまな面でキレイにしたい患者さまにとって、ラミネートベニアはメリットが大きいでしょう。
セラミック治療のラミネートベニアのデメリット
セラミック治療のラミネートベニアのデメリットは、以下のとおりです。
重度の不正咬合の改善は難しい
セラミック治療のラミネートベニアは、歯の表面を少し削ってその上に薄いセラミックを貼り付ける治療方法です。そのため、デコボコの激しい歯並びや大きな隙間のあるすきっ歯など、重度の不正咬合の改善は難しいでしょう。
大きく歯を動かす必要がある歯並びを改善したい場合は、ラミネートベニアではなく歯列矯正が必要です。
外れたり破損したりする可能性がある
ラミネートベニアで使用されるセラミックは丈夫な素材ですが、強い衝撃が加わると破損することがあります。特に、硬いものを頻繁に食べたり、歯ぎしりや食いしばりをしたりする癖のある方は、注意しましょう。
また、ラミネートベニアを接着する接着剤は3年ほどで劣化し始めるため、長く使用するためには定期的にメンテナンスを受ける必要があります。メンテナンスを怠ると、外れる可能性が高まるでしょう。
外れた場合には、外れたラミネートベニアを小さな容器やチャック付きの袋に入れて、歯科医院に持っていきましょう。状態によりますが、再装着可能な場合もあります。
セラミック治療のラミネートベニアの費用
ラミネートベニアは保険適用外の自由診療のため、歯科医院によって費用が大きく異なります。一般的には、1本につき7〜18万円ほどかかるでしょう。
ただし、1本だけ施術すると他の歯の色や形との違いが目立つため、複数本施術を行うのが一般的です。ラミネートベニアを検討している方は、何本ラミネートベニアをするか相談し、総額をしっかり確認すると良いでしょう。
セラミック治療のラミネートベニアの治療の流れ
まずは、カウンセリングを行います。カウンセリングでは、患者様の歯の色や形、歯並びなどに関するお悩みや希望を伺います。この時、歯科医師にしっかりと希望を伝えることが大切です。
次に、セラミックのシェルを接着するために、歯の表面を少し削ります。エナメル質のごくわずかな範囲しか削らないので、基本的には麻酔は必要ありません。
歯の表面を削ったら、型取りを行います。歯の型取り後は仮歯を装着しますが、外れやすいので、硬い食べ物を前歯で噛み切らないよう注意しましょう。
型取り後、シェルを作成します。完成するまで1〜2週間ほどかかります。シェルが完成したら、色や形、歯並びなどに問題がないか確認して、問題がなければ接着して治療は終了です。
治療後は、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。ケアを怠ると寿命が短くなるので、何も問題が起きていなくても半年に1回はメンテナンスを受けてください。
セラミック治療のラミネートベニアをするときの注意点
セラミック治療のラミネートベニアをするときの注意点は、以下のとおりです。
一度削った歯を元に戻すことはできない
セラミック治療のラミネートベニアでは、歯の表面を少し削ります。削る量はわずかではありますが、健康な歯を削ることには変わりありません。歯の寿命が短くなる可能性があることを理解して、治療する必要があります。
問題を根本的に改善するものではない
セラミック治療のラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックを貼り付ける施術です。軽度の歯並びや噛み合わせの改善は可能ですが、歯列矯正とは違って歯の機能性を改善できるわけではありません。
歯並びや噛み合わせを根本的に改善したいのであれば、歯列矯正を検討する必要があるでしょう。
歯ぎしりなどの癖があると外れやすい
ラミネートベニアは歯の表面に貼り付けてあるだけなので、強い力が加わると外れやすいです。食いしばりや歯ぎしりの癖がある方が、セラミック治療のラミネートベニアを希望するときには、歯科医師とよく相談するようにしましょう。
費用が高い
セラミック治療のラミネートベニアは、保険適用外の治療のため、費用が高額になる傾向にあります。また、歯科医院によって費用が大きく異なるので、歯科医院で費用について詳しく聞き納得した上で始めるようにしてください。
まとめ
セラミック治療のラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削って薄いセラミックを貼り付ける治療です。最短2回の通院で治療が可能なので、通院の負担を減らしながら歯並びや歯の形状・歯の色などを改善できます。
軽度のすきっ歯なども、歯列矯正より手軽に改善できるのは大きなメリットでしょう。また、ホワイトニングできない歯もキレイな白い歯にできます。
ただし、ラミネートベニアをするために削った歯を元に戻すことはできません。健康な歯を削ることになるので、多少は歯の健康に影響があるのを理解したうえで治療を受けるようにしましょう。
ラミネートベニアは保険適用外の治療なので、費用が高額です。歯科医院によって費用は異なりますので、よく相談してから治療を開始してください。
ラミネートベニアを検討されている方は、千葉県我孫子市の歯医者「ブライト歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯治療や成人矯正・小児矯正、入れ歯治療やインプラントなど、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、Web予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
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